こんにちは、まっぴよです。
愛鳥さんとの生活、いかがお過ごしでしょうか。
みなさんの愛鳥さんは野菜を食べますか?
ぴよ(セキセイインコ)は、食べなかったのです。
調べてみると、ヒナの頃から食べさせていないと難しいとのこと。
若干、手遅れではありますが、少しでも野菜を食べられるようにチャレンジしました。
そして、野菜について調べているうちに「えっ?」ということもわかりました。
ここでは、野菜嫌いのぴよが、野菜を食べるようになったまでのエピソードと、定番野菜の落とし穴をご紹介させていただきます。
参考にしていただければ幸いです。
野菜嫌いは過去の失敗??
「もしかして、野菜に嫌な思い出はありませんか?」
みなさんの愛鳥さんは、いかがでしょう?
ぴよに初めて小松菜をあげたのは、8ヶ月ぐらいの頃でした。
おもちゃだと思って遊んだ小松菜で、ぴよは緑まみれ。頭まで小松菜の汁でカピカピでした。
ぴよにとって、これがとても嫌だったみたいで、小松菜が大嫌いになってしまったようでした。(シュンってしてました。)
それから、小松菜に見向きもしなくなりました。
豆苗からのスタート!
心機一転、野菜を変えて、再チャレンジすることにしました。
この頃、ぴよは1歳5か月頃でした。
それが・・・やっぱりダメでした。
何がダメかというと、花瓶の花のように豆苗を生けてるだけではダメなのです。
それに、放鳥中に豆苗を見せても、警戒して飛んでしまうだけでした。
ケージの外から、ぴよの前に豆苗を入れてみたり、まっぴよも食べるふりをしてみたり・・・それでも、ダメでした。
ところが、この豆苗の入れ方にコツがあったようです!
目の前に入れるのではなく、頭の上から入れるのです。
これは、鳥さんが頭上から来るものに攻撃をするという性質を利用したものだそうです。
豆苗を2、3本取ってぴよの上からツンツンするように与えました。
すると、なんと!!豆苗にかみついたではありませんか?
食べているかは不明ですが、大きな進歩でした。
ここで1つだけ大事なことがあります。
鳥さんにあげる豆苗は茎から上です。
豆は絶対に食べさせてはいけないので、茎の根元で切ってください。
小松菜は食べさせすぎてはいけない?!
驚いた方も多いと思います。
まっぴよも驚きました。
「鳥さんにあげる野菜=小松菜」と思っていたからです。
小松菜を食べすぎると、鳥さんの体内のヨウ素が不足してしまい、「甲状腺腫」という病気になってしまうことがあるそうです。
ゴイトロゲンという小松菜に含まれている物質がひきおこす深刻な病気です。
甲状腺腫とは?
下記のような症状があります。
- 息苦しそう(ヒーヒー、キュッキュッっていったりする)
- 喉からプツプツ音がする。
- 餌を飲み込みにくそうにする
- 羽の色が悪くなったり、抜けたりする。
特に、症状がひどくなるのは夜!!
暗くして寝かせた後に、呼吸音がおかしいと気づくことがあります。
しかし、様子を見に行くと「大丈夫です!!」とばかり、健康なフリをしてしまうので、気のせいか・・・と思い、病院へ連れて行くのが遅れることがあるようです。
小松菜、チンゲン菜といったアブラナ科の野菜を食べすぎると、この病気になる可能性があります。
日頃から、ヨードのサプリなどをあげるのも予防の1つです。
ただ、ヨードは摂取しすぎても、甲状腺腫をひきおこすので注意が必要です!!
ぴよにも、予防のために、このヨウ素酵母を朝晩にちょっとずつあげています。
嬉しいことに、このヨウ素酵母、甲状腺腫になっているかも?という疑わしい鳥さんの症状をやわらげる効果もあるようです。
口コミでも、「苦しそうに呼吸をしている愛鳥の様子が改善した」という報告が多数みられています。
症状がよくなるとは限りませんし、使い方が正しいともいいきれません。
ですから、愛鳥さんの様子に異常を感じたら、すぐに受診されることをおすすめします。
豆苗は大丈夫?
どちらかというと、甲状腺にはあまりよくないのかもしれません。
豆苗にも小松菜と同じくゴイドロゲンという物質が含まれているのですが、微量なので、ほとんど問題ないそうです。
しかし、豆苗には、別の心配なことがあります。
水耕スプラウトであり、食中毒を起こしやすいボツリヌス菌等が発生しやすいともいわれています。
可能性としては低いのですが、まれに、豆苗を食べた鳥さんが体調を崩すということがあるようです。
もし、豆苗をご自分で育てられる場合には、水を頻繁に変えた方がいいようです。
冷蔵庫にいれておくだけでは不安です。
また、愛鳥さんにあげる場合は、よく洗ってください。
どんな野菜なら大丈夫?
サラダ菜や春菊、大葉です。
これらの野菜は、甲状腺が弱いセキセイインコなどの鳥さんに推奨されています。
まとめ
鳥さんの飼育本に書かれている内容と違って驚かれた方も多かったでしょう。
決して小松菜や豆苗が悪いというわけではありません。
正しい知識を持って、愛鳥さんにおいしい野菜を食べさせてあげたいですね。
ご訪問ありがとうございました。