こんにちは、まっぴよです。
愛鳥さんとの生活、いかがお過ごしでしょうか。
みなさんの愛鳥さんの体重はどれぐらいですか?
平均体重だという鳥さんもいれば、大きめの鳥さんもいるでしょう。
一方で、小柄な鳥さんもいるでしょう。
人間の子供もそうですが、小さめというのは、まわりはいろいろ気になるようです。
特に子供のころは、「大きいほうがいい」ようなことを言われたりもします。
小学生時代のまっぴよは、前から2番目が定位置でした。
しかし、遺伝ということもあり、どうしようもありませんが、背が原因で困ったこともありません。
たくさん食べたからといって、背は高くなりませんしね。
横には広がりますが・・・
鳥さんも同じようです。
ぴよはセキセイインコですが、体重は31~32グラムです。
お腹がすいていたりすると、30グラム台になってしまいます。
場合によっては、30グラムを下回ることもあり、焦ってしまいます。
ご存じの方も多いと思いますが、セキセイインコの平均体重は35~40グラムといわれています。
そう考えると、ぴよは少し小さなセキセイインコということになります。
以前は、少しでも体重を増やそうとして、ごはんの量を増やしたり、高カロリーなものをあげたりしたこともありました。
その結果、体重は増えたのですが、原因は発情によって卵管が大きくなったからでした。
結局、何度挑戦しても、体重の増加は発情に結びつき、うまくはいきませんでした。
実際、よほど食に対して執着がある鳥さん以外は、ごはんの量や内容によって体重を増やすことはできないようです。
そもそも、意図的に体重を増やす必要もないようです。
(必要がある場合は、ごはんが食べられないなどの病気のときでしょうから、強制給餌になると思います。)
たしかに、食事制限は体重を減らすのが目的であり、体重を増やすことが目的の食事療法はきいたことないですよねぇ・・・
では、なぜ、大きくならないのか?
それは、その鳥さんが、そういう体形であり、体質だからでしょう。
けっして発達不良などではありません。
しかも、生まれたときにはすでに、体格は決まっているようです。
ご存じの方も多いと思うのですが、最初に生まれたタマゴが一番大きいそうです。
お母さんからもらった栄養がたくさん入っているからです。
ところが、
あとから生まれたタマゴは、最初に生まれたタマゴより小さくなっていくそうです。
つまり、お母さんが5つタマゴを生んだとすると、
1つめのタマゴに比べて、5つめのタマゴはかなり小さいということになります。
タマゴが小さいということは、栄養状態もそれほど良くないので、うまれてくるヒナも小さいのです。
これが、鳥さんの体の大きさに差がでる原因だそうです。
(現在はわかりませんが、)人間でも、昔は生まれる順番がその後の人生を大きく左右していました。
鳥さんも一緒だったんですね。
自然界では、後から生まれてきた小さなヒナが成鳥になることは難しいかもしれません。
しかし、体が小さいからといって、短命ということはないようです。
愛情あふれる飼い主さんにお迎えされて、大切に育てられれば、元気に過ごすことができます。
お迎え時には、他のヒナと比べることもないので、大きいのか小さいのかわかりませんしね。
実はまっぴよも、ぴよが小さくて少し悩んだことがありました。
でも、その体重がぴよにとっては適正体重だったのです。
鳥さん一羽一羽ちがうのに、同じ体重にしないといけないと思うのがおかしいですよね。
そう思うようになりました。
もし、同じように愛鳥さんの体重で悩んでいる方がいたら、smapの「世界にひとつだけの花」を思い出してみてください。
きっと、そのままの愛鳥さんでいいと思えるはずです。
人間にかぎらず、鳥さんにかぎらず、いい歌詞ですよね。
ご訪問ありがとうございました。