こんにちは、まっぴよです。
愛鳥さんとの生活、いかがお過ごしでしょうか。
先日、通りかかった信号機から「とおりゃんせ」の曲が流れていました。
すごく久しぶりに聞いたように感じました。
まっぴよが子供の頃は、ほとんどの信号機の曲が「とおりゃんせ」でしたが、今は、あまり聞かれなくなったと思います。
まあ、歌詞もちょっと怖いですしね。特に、帰り道は。
そして、いつごろからか、横断歩道を渡るときに聞くようになったのが、鳥さんの声です。
はじめは、なんの音かわかりませんでしたが、目が不自由な方には、すぐにわかったのでしょうか。
目の不自由な方に正しく伝わらなければ、信号機の音に意味がないですものね。
最近、信号機から流れる鳥さんの声が2種類あることを知りました。
もちろん、気づいてはいたのですが、意識していなかったというべきでしょうか。
しかし、その声の違いは知りませんでした。
せっかくの機会ですので、調べてみました。
目のご不自由な方のために、交通量が多い幅の広い道路は「カッコー」、交通量の少ない幅の狭い道路は「ピヨピヨ」の音で渡るタイミングをお知らせしています。
出典:音の出る信号機(視覚障がい者用信号機)について/大阪府警本部
そうだったんですね!
交通量が多いということは、渡る人も多いということがわかるんですね。
カッコウとヒヨコの鳴き声の違いは、目の不自由な方への方角の目印となるため、東西方向に渡る横断歩道はカッコウの鳴き声が、南北方向に渡る横断歩道にはヒヨコの鳴き声になっています。
出典:意外と知られていない歩行者信号機の音|株式会社バイタル
自分がどの方向に歩いているのかが、わかるようになっていたのですね。
全く違う音なので、交差点では方向が、わかりやすいのかもしれません。
また、鳥さんの音は、信号機だけでなく、駅でも聞かれるようです。
目の不自由なお客さまに、出口に通じる階段位置および改札口の位置をお知らせするため音響案内を設置しているものです。 音響案内は、国土交通省で策定された「公共交通機関の旅客施設に関する移動等円滑化整備ガイドライン」に基づいたものです。
●ホーム上の階段:鳥の鳴き声を模した音響
なぜ、鳥の声が選ばれたかというと、おそらくストレスを軽減させる効果があるからでしょう。
他の音であれば、目の不自由な方には、合図であることに変わりないですが、そうでない方には、ストレスを与えてしまうかもしれません。
それを防ぐために、癒しの効果が高い鳥さんの声が選ばれたと思います。
鳥さんの声は、朝の通勤ラッシュのイライラを、少しでも和らげる働きがあるのかもしれません。
実際にそういった研究結果もあるようです。
自然音別のメリットでは、鳥のさえずりがストレス軽減にもっとも効果的である
出典:
ストレス緩和に一番効果的なのは「鳥のさえずり」 研究者らが発表した癒しと本能の関係性 | ELEMINIST(エレミニスト)
街中で聞く鳥さんの声が、すごく重要な役割を果たしていることを改めて知りました。
すごいな・・・鳥さん。
そう思ったお話しでした。
ご訪問ありがとうございました。