こんにちは、まっぴよです。
愛鳥さんとの生活、いかがお過ごしでしょうか。
みなさんは、鳥さんの甲状腺腫という病気をご存じでしょうか。
ヨード不足が原因だといわれている病気です。
今回は、このヨードのことを調べてみました。
ヨードが不足しやすいのは?
毎日の食生活が大事ではありますが、特に気をつけなければならないのは換羽中です。
換羽といえば・・・新しい羽を作るのにたんぱく質が必要だといわれています。
そのため、換羽中のごはんは、いつもよりたんぱく質を多くした方がいいのですが、それだけでは不十分かもしれません。
なにが不十分かというと、ヨードもいつもより多めにあげないといけないのです。
知りませんでした・・・
その理由は、甲状腺ホルモン(主に代謝にかかわるホルモンです)によって換羽が促されるため、その材料であるヨードがいつもより必要になるからです。
普段は、ペレットなどに含まれているヨードの量で問題なくても、換羽中は不足してしまう場合があるそうです。
ヨードだけのサプリメントというのは少なく、みなさんが使われているのはこちらでしょうか。まっぴよも常備しています。
薬ではありませんが、ヨード不足による症状が改善したなど、期待できる口コミが多かったです。
ヨード不足になると?
新しく生えてくる羽に影響が出る
羽がちゃんと育たなかったり、綿状の綿羽症になってしまったり、です。
ダラダラといつまでも換羽が終わらなかったりもすることもあるようです。
甲状腺腫になる
甲状腺腫ができてしまう理由は、こちらの引用をご覧ください。
1.血中のヨード濃度の慢性的な不足 甲状腺はヨードを材料として甲状腺ホルモンを産生していますが、血中のヨード濃度が慢性的に不足すると、それを補うため下垂体から甲状腺刺激ホルモンが分泌されます。これが刺激となり甲状腺組織が増加(過形成)して甲状腺腫が発生すると考えられています。
出典:甲状腺腫瘍(こうじょうせんしゅよう) <鳥> | みんなのどうぶつ病気大百科
鳥さんの甲状腺がある場所は首から胸にかけての細い場所です。
そのため、甲状腺腫によって甲状腺が腫れてしまうと、他の臓器を圧迫してしまいます。
そうすると、呼吸困難をはじめ、いろいろな症状がでてきます。
呼吸が苦しそう、ヒューヒューいっている。などの様子が見られれば、甲状腺腫の可能性が高いかもしれません。
手遅れにならないように早めに受診された方がいいでしょう。
体重が増える
代謝が悪くなるのが原因です。
ごはんの量を減らしているのに、体重が増えてきた・・・?というのも、もしかするとヨード不足である可能性があります。
逆に、
ヨードを与えると代謝が上がるからといって、ダイエット目的で鳥さんにヨードを過剰にあげることは危険です。
ヨードの摂取量は少ない場合でも多い場合でも甲状腺腫になってしまうので、不足しているからただあげればいいというわけではないといえます。
ヨードが不足していないのに・・・
ヨードが不足していなくても甲状腺ホルモンがつくれない病気があるそうです。
この病気を見つけるには、少し苦労しそうです。
*(人間編)ヨードを使ったダイエットはできるのか?*
ヨードを摂ると代謝が上がることから、私たちのダイエットに応用できるのでは?と思いませんか。
実際にとろろ昆布ダイエットというものもあるようです。
とろろ昆布は体にとっていい栄養素がふくまれているので、おすすめしている方もいます。
しかし、確かに代謝は上がるかもしれませんが、食べすぎてしまうことによって甲状腺機能を低下させてしまいます。
つまり、とろろ昆布の食べすぎは私たちも鳥さんと同じく甲状腺腫を発症してしまうことがあるのです。
仮に体重が減っても病気になってしまうと元も子もありませんので、食べすぎには気をつける必要があります。
どんなものでも、バランス良くほどほどに、でしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ビタミンやカルシウムは、たくさんの鳥さん用サプリメントがあり、よく聞くことばでもあります。
比べてヨードというのは、そこまで話題には出てこないかもしれません。
必要かどうかは鳥さん次第なのかもしれませんが、愛鳥さんの健康の手助けになれば嬉しいです。
ご訪問ありがとうございました。