こんにちは、まっぴよです。
愛鳥さんとの生活、いかがお過ごしでしょうか。
だんだん寒くなってきましたので、鳥さんたちも体調を崩しやすくなってきたと思います。
そんな愛鳥さんの具合が悪い時には、保温するのは鉄則ですが・・・難しいですよね。
というのも、ヒーターをつけてもケージ内では温度差ができてしまい、愛鳥さんがいる場所が必ずしも温まっているとは限らないからです。
ぴよは、ケージの右下前方(赤い丸の部分)にいることが多いのですが、左側にヒーターを置いた場合は最も温まりにくい場所になってしまっています。
そのため、病鳥さんをプラスティックケースに入れてから温めるという方法が推奨されています。
しかし・・・それは、愛鳥さんがちゃんとケージから出てきてくれる場合です。
ケージ床の金網をガシッと握ったまま出てきてくれないことがあるのです。
もちろん、まっぴよのやり方が下手くそだからなのですが、鳥さんがケージから出ることを拒否してしまっているので、無理やり外に出すことは難しい場合があります。
このようなときは、プラスティックケースに移ってもらうことは不可能です。
しかも、早く温めないといけないと思っているので、焦ってしまいます。
そうなると、ケージごと温めるのが一番手っ取り早いのです。
しかし、それも難しいのです。
というのも、ご存じの方も多いと思いますが、ヒーターをつけても温度が上がるのはケージ上部だけです。温められた空気は下にはおりてこないので、ケージ下側の温度はほとんど変わりません。
しかも、病鳥さんはケージの下側にいることが多いので、結局はヒーターをつけていても、保温できていない可能性があります。
そこで、ヒーターの設定温度を上げるしかないのですが・・・
確かにケージの下側の温度は上がってきます。
一安心したいところですが、今度はケージの上側の温度がかなり高くなってしまっているのです。ケージの金網も熱くて触れないこともあり、少し危険かもしれません。
では、どうすればいいのでしょうか・・
以前から気になっていたので、調べてみました。
解決するには、ケージの上側にたまってしまっている暖かい空気を下の方へ循環させればいいだけなのですが、自然には無理です。
そこで、ファンを使うことにしました。
ファンの風がケージ内に入り込むのも良くないので、ヒーターの下にファンを置くことにしました。
この状態のヒーターの下にはファンを置くことはできないので、
100円均一ショップのメタルラックなどを使って、ヒーターの下にファンを置けるように隙間を作りました。
気になるファンの音ですが、一番静かなものにするとほとんど気にならないと思います。(鳥さんは私たちより耳がいいので、気になるかもしれませんが・・・)
最終的には、ファンの風量を強めたり弱めたりして、ケージ内の温度がどのように変化するのかを試行錯誤するしかないと思うのですが、少し弱めの風量でいいかと思います。風量が強いと、せっかく温められた空気が拡散してしまったり冷えてしまったりして、うまくできませんでした。
20Wのヒーターでは温度が上がりきらなかったので、100Wのものを使いました。
設定温度は30℃です。
少し見づらいのですが、温度計は、A、B、C、Dの4か所に置いています。
A:ケージ床、金網の上
B:ケージ左側、止まり木
C:ケージ奥側、真ん中より少し下
D:ケージ前側、上部
結果は、
A:28.9℃
B:29.4℃
C:29.2℃
D:28.9℃
少し温度差はありますが、誤差の範囲だと思いたいです。
今回、使ったファンはこちらです。
おやすみカバーをかけると、温度が少し上がってしまうので、夜はヒーターの設定温度を1、2℃下げた方がいいかもしれません。
もし、愛鳥さんの具合が悪くて保温に悩んでいる方の参考になれば、大変うれしいです。
ご訪問ありがとうございました。