こんにちは、まっぴよです。
愛鳥さんとの生活、いかがお過ごしでしょうか。
季節は春。
春じゃなくても、発情に悩まされる飼い主さんは、本当に多いと思います。
今回は、先日、小鳥専門病院の先生が出版された「発情の教科書」という本をご紹介させていただきたいと思います。
発情のことで悩んでいる飼い主さんにとっては、バイブルだと言ってもいいと思います。
(内容には全く関係ないのですが、本の紙質もとてもいいです。つまらないことなんですが、紙質って結構大事だと思いませんか?)
発情のしくみなどが書かれているのは、あたりまえのことなのですが、
考えたことがなかったことも書かれていました。
たとえば、鳥さんのQOLです。
過発情はトラブルの原因にもなるので、発情を抑えることだけを意識してしまいがちです。
しかも、愛鳥のためだと強く信じてしまい、鳥さんの気持ちなど考えたこともありません。
そんなことありませんか・・・?
しかし、鳥さんの気持ちを考えてみると・・・
いきなりケージをガンガンたたかれたり、
大好きなおもちゃを取り上げられたり、
ごはんを減らされたり、
ストレスの方が多いですよね。
このような鳥さんの気持ちにどう向き合うのかが大事だというのです。
さらには、鳥さんだけに運動や食事制限をさせるのではなく、飼い主さんも一緒にがんばるという気持ちが大事だそうです。
たしかに、お膳立てだけしといて、あとは勝手にやりなさい、ではねぇ・・・
鳥さんにしたら、なんだか寂しいかもしれませんよね。
また、雌雄両方の鳥さんのことが詳しく書かれているので、すごく勉強になります。
ぴよは♀なので、♀のことはなんとなくわかってきましたが、♂のことはほとんどわかりませんでした。
知っていたのは、精巣腫瘍という病気ぐらいですし、調べてもよくわからなかったことが解決できました。
それに、発情が原因になる病気や治療方法などもわかりやすく書かれているので、セカンドオピニオンを含めた適切な対処方法がわかります。
今まで、発情について調べても、「それはわかっている」という情報だけで、その先のこと(なぜ、そうなるか?など)はわからず、曖昧に理解していました。
もしかすると、専門家の間では常識のことだから、あえて触れていなかったのかもしれませんが、素人はその部分がわかりません。
そのため、勘違いしていたことも多かったと思います。
こちらの本では、かなり噛みくだいた説明をしてくださっているので、素人でもわかりやすいと思います。
発情のことで、わかっているようで、あまり納得できない部分がある方には、おすすめの一冊です。
おかげさまで、発情に関しての正しい知識が得られたと思っています。
ご訪問ありがとうございました。