こんにちは、まっぴよです。
愛鳥さんとの生活、いかがお過ごしでしょうか。
みなさんは愛鳥さんのケージにタオルやカバーをかけますか?
市販のカバーを使っている場合は問題ないかもしれませんが、タオルや布などをカバーとして使っている場合は鳥さんの爪にひっかかってしまうことがあります。
ぴよ(セキセイインコ)の場合も「キュルキュルッ」って言っているので何事かと見に行くと、タオルに爪がひっかかって取ろうとしていることがありました。
家にいれば気がつくこともできますが、留守にしているとどうすることもできません。もちろん、家にいても気がつかなければ鳥さんが一人で苦しむということになります。
もし、力づくで布から足を離そうとすれば、爪が折れてケガをすることにもなりかねません。
そこで今回は、ケージにかける布と鳥さんの足の爪について考えてみました。
爪を切る?
もちろん、爪を研いだり、切ったりすることも必要なのですが、爪の長さに関わらず鳥さんの爪は細くてひっかかりやすいと思います。
爪を研ぐための止まり木(パーチ)はたくさんあるのですが、備長炭パーチがおすすめです。もちろん乗ってもらわないと意味がないので、設置場所を考える必要があります。
爪は削れるかもしれませんが、あまりおすすめできない止まり木もあります。
布の素材を見直す?
話はもどりますが、ぴよに使っていたタオルはパイル生地というそうで、先端が輪っかになっています。この輪っかにフックのように鳥さんの爪がひっかかってしまいます。
このタイプのタオルが多そうですが、この輪っかの部分がカットされて、爪などにひっかかりにくくなっているものもあります。カットパイルやシャーリングというようです。
このタオルがそうでしょうか・・・。ちょっと見づらいのですが、先端が輪っかになっていません。
しかし、鳥さんの爪は細いので、やはりひっかかるように思います。
ハンカチ素材のものやフリースなども意外にひっかかりやすいので注意が必要です。
では、どんなものがいいのか?
調べてみたところ、木綿100%の生地でできている風呂敷などは鳥さんの爪にひっかかりづらいようです。
まっぴよは「風呂敷をわざわざ買うのもなあ・・・」と思ったので、家にあった木綿100%の生地を使いました。
ケージに触れる面はこんな感じです。
実際にケージにかけてみますと・・・?
生地が落ちないように物を置いていますが、クチバシで強くひっぱるとすぐに落ちてしまいます。できれば重石は少し重いものがいいと思います。
裏側から様子をみていたのですが、しばらくは大丈夫そうです。
スルスルッと移動していたので、爪にはひっかからないようです。
しかし、鳥さんがかじっていくうちに出っ張りが出てきて爪にひっかかってしまうかもしれません。たまには、生地をチェックする必要がありそうです。
布のかけ方を見直す?
ケージの上に直接布をかけるのではなく、ケージの上に物を置いて、その上から布をかけてみるといかがでしょう。布がケージから浮いているので、爪がひっかかりにくくなります。
まっぴよは「SANKO バードトイ ラダー」というハシゴを愛用しています。
もともとは、端4か所にフックがついているのですが、ねじると取れます。
折りたためるので、このようにケージにかけることもできます。
このはしごの上にタオルを置いたものを下から見たのがこちらの写真です。
いかがでしょうか。
タオルがケージから浮いている為、ケージをよじ登っても鳥さんの爪がひっかかりません。
ハシゴの代わりに段ボールなどを使ってみたのですが、かじってしまうので紙類はおすすめできません。
爪をケガをした場合は?
末尾になりましたが、爪をひっかけて出血している場合はすぐに止血をしないといけません。
クイックストップが最も有名な止血止めとされていますが、爪だけにしか使えません。特に足の皮膚には絶対に触れないようにご注意ください。
さいごに
いかがったでしょうか。
鳥さんはちょっとしたことで大ケガをしてしまいます。その一つに足の爪がひっかかりやすいというのがあります。
クイックストップのような応急処置のための薬は、もしものときのために準備しておくと安心です。
細かいところにも気をつけて、安全に過ごせるようにしてあげたいものです。
ご訪問ありがとうございました。