mappiyo’s diary

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鳥さんの発情ホルモンとタマゴ。

こんにちは、まっぴよです。

愛鳥さんとの生活、いかがお過ごしでしょうか。

 

一年中にまたがる発情には本当に悩まされます。

今回は、鳥さん♀の発情ホルモンのお話です。

 

「出産は病気ではない。」とよく言われるので、鳥さんの場合もそうだと思っていました。

しかし、1羽飼いで年がら年じゅうタマゴをうんでいるのであれば、話は別だと思います。

ぴよ(セキセイインコ♀)も、発情しやすいタイプですが、あるとき健康診断で先生から「ホルモン異常かもしれませんね。様子をみて必要であれば治療しましょう。」と言われ、初めて気がつきました。

"産卵は病気でなくても、慢性発情や過発情はホルモン異常による病気のひとつかもしれない!"

とはいえ、慢性発情や過発情を病気だと断定している情報を見つけることはできませんでした。そのため、病気なのかそうでないのかは、わかりません。

 

まっぴよは専門家ではないのでなんとなくのイメージになってしまうのですが、発情ホルモンについてまとめてみました。

 

その前に・・・発情ホルモンが何か?ですが、体から分泌される発情を左右させる物質と考えるのがいいでしょうか。

簡単にいうと、発情ホルモンが多ければ発情していて、少なければ発情が治まっています。

グラフでいうと赤い線発情ホルモンになります。(下に続くグラフも同じです。)

ペアで過ごしている鳥さんは、抱卵期の終わりからヒナの成長とともに発情ホルモンが減少していくという自然に近い状態でしょう。

しかし、問題はペアがいない鳥さんの場合です。

産卵しても、タマゴを取り上げたり抱卵させたりして自然に発情が治まれば問題ないかもしれません。ところが、発情期が終わりそうにない場合があるのです。

このグラフのように、発情ホルモンが減少しないため抱卵期が終わるのかどうかがわかりません。そのため「?」にしています。

抱卵期が終わらないどころか、再び産卵する場合もあるようです。

 

抱卵期間は約3週間といわれており、そのころになると「タマゴに興味をなくす。」といわれています。しかし、実際は3週間経っても抱卵し続けている場合があります。

その後、再び発情期に入りタマゴをうんでしまうと、体への負担も相当なものになってくるので、できれば避けたいものです。

 

発情ホルモンを減少させるためには、うんだタマゴを取ってしまえばいいという考え方もあります。

しかし、タマゴをいつ取るかという考え方も2種類あり、悩ましいところです。

それどころか、タマゴを取ったからといって発情が治まるともいいきれないところが非常に厄介です。

happymayalife.hatenablog.com

 

--こんなケースがありました。--

3週間抱卵させた後、タマゴを取ったのにいつまでもケージの下の決まった場所にいる。

ぴよは産卵前はケージの上の方にいたのに、産卵後はずっとケージの下の決まった場所にいたのです。タマゴを取った後も、抱卵していた場所で自分の足をなめていました。

タマゴはなかったものの、ケージからも出てこなかったので、まだまだ発情中だったのでしょう。

 

対策として、床の金網をとって一面に水を少しはりました。

水鳥ではないので、足がずっと濡れているのは嫌なんでしょう。

初めはとまどっていましたが、2日ぐらいたつとケージ全体をウロウロ活発に動くようになりました。止まり木の上で寝るようになりましたし、産卵前の状態に戻ったように思います。

しかし・・・水を入れるのをやめると、またケージの下にいるので、数週間は水を入れた方がいいのかもしれません。

(ネットカメラで見ると、下にいました。まるで、抱卵しているようですよね・・・)

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*水を入れる前には必ず、鳥さんの体調が悪くないかをチェックしてください。

発情していないと思っていても・・・?

発情中はちょっと変わったしぐさをすることもあります。

happymayalife.hatenablog.com

最終奥義は・・・

ここまで来ると、飼い主さんだけで愛鳥さんの発情を抑えるのは無理かもしれません。それまでにかなり頑張ってこられたはずです。

もう発情ホルモンを減少させるには薬を使うしかないのかもしれません。ホルモン療法といわれているものです。

グラフでいうと、「薬=ストレス」になるかと思います。

この薬は病院で処方してもらう必要があります。

飲み薬だと、タモキシフェンやレトロゾールなどが一般的で、注射だとリュープリンがよく使われているようです。

どの薬を使うかは主治医の先生の判断によるので、おまかせすることになるでしょう。

本当はこれが理想だけど・・・

発情が始まってもタマゴをうむまでに抑えることができればいいですよね。

みなさんの経験談を拝読しても食事制限が発情抑制成功率ダントツトップのように思います。たしかに空腹を我慢させられるのは、このうえないストレスでしょう。

happymayalife.hatenablog.com

ほかにも「やってみるといいかも?」といわれているものをやってみたのですが・・・なかなか難しいです。

happymayalife.hatenablog.com

発情を抑制できずに、タマゴができてしまったら、そのタマゴはうむしかありません。無理をさせるとそれこそ体調を崩してしまうので、産卵のための準備をしてあげましょう。

happymayalife.hatenablog.com

さいごに

鳥さんの発情のしくみを調べていても文章だけでは、わかりづらいことが多いです。

なので、グラフにして場合分けしてみました。

しかし、冒頭にも書きましたが、まっぴよは専門家ではありません。

なんとなくのイメージで読んでいただければ幸いです。

 

ご訪問ありがとうございました。