こんにちは、まっぴよです。
愛鳥さんとの生活、いかがお過ごしでしょうか。
みなさんは、愛鳥さんがタマゴをうんだ後、どうしますか?
「すぐに取ってしまいますか?」それとも、「しばらく置いていますか?」
調べてみても、はっきりした答えがありませんよね。
そこで、今回は、タマゴをうんだ後、どうするべきか?をまとめてみました。
どっちが正しい?
飼い主さんの考えによるもので、どちらが正しいかということはないように思います。
確定産卵の鳥と不確定産卵の鳥がいる。
タマゴの取り方を統一できないのは、タマゴの数に関する鳥さんのうみ方が2種類あるからでしょう。
聞いたことがある方も多くいらっしゃると思いますが、鳥さんは確定産卵鳥と不確定産卵鳥の2種類に分けられるようです。
そのうち、セキセイインコや文鳥は確定産卵鳥といわれています。
同じインコでもオカメインコは不確定産卵鳥だそうです。
セキセイインコや文鳥などの確定産卵鳥はうむ個数が決まっているため抱卵中にタマゴを取り上げても、さらにうむことはないそうです。
一方で、オカメインコなどの不確定産卵鳥は、抱卵中にうんだタマゴがなくなると、そのなくなったタマゴの分を補うために追加でタマゴをうむようです。
なので、不確定産卵鳥には、偽卵は必須だと思われます。
しかし、確定産卵鳥、不確定産卵鳥と区別はされていますが、絶対にそうであるか?といえば、いいきれないのでしょう。
そのため、タマゴの取り方が2種類のまま平行して行われていると考えられます。
結局のところ、飼い主さんの判断におまかせすることになっていると思われます。
すぐに取る方がいいといわれているのは?
確定産卵鳥である可能性が高いからでしょう。また、鳥さんにストレスを与えるためでしょうか。
巣やタマゴが再び発情を引き起こすと考えられており、抱卵中にまた新しく産卵してしまうという可能性があるようです。
そのために取った方がいいといわれているのですが、鳥さんにしてみればうんだはずのタマゴが消えているのです。これ以上のストレスはないでしょう。
すぐに取らない方がいいといわれているのは?
不確定産卵鳥の可能性があるからでしょう。
もしくは、タマゴを取ることによる鳥さんに与えるストレスが強すぎるからでしょうか。
いずれにせよ、タマゴをすぐ取ることによるデメリットが大きいと考えて取らない方を選択しているのだと考えます。
悩む場合は?
抱卵させてもいいのかも
自然界において無精卵をうむことはほぼありえないと思いますので、一概にはいえませんが、おそらく敵に襲撃されたり、天災が起こったりしないかぎりは抱卵すると思います。
ですから、抱卵させておいてもいいのかもしれません。
とはいえ、何個も何個も産卵するようでは鳥さんの体にも負担が大きいので、偽卵を使ってタマゴをたくさんうんだと錯覚させてもいいのかもしれません。(鳥さんはうんだタマゴの数を正確に覚えているわけでもなさそうです。)
待つのは3週間!
なぜ3週間かというと、ヒナにはならないとわかってしまった鳥さんが抱卵をやめてしまう時期でもあるからです。
しかし、諦めきれない鳥さんもいます。いつまでも抱卵し続けるので、見ていて少し悲しくなってきます。
それでも、心を鬼にしてタマゴを取りあげるべきなようです。
その理由は、減少すべき発情ホルモンが減らずに、抱卵しているタマゴにまた発情してしまうからです。
発情期は終わるのか?
鳥さん自身が抱卵をやめたタマゴを取った場合は、そのまま発情期は終わってしまうようです。
しかし、抱卵中なのに飼い主が取ってしまうと、タマゴがなくなったことで育雛(すう)期に入ってしまうようです。
ぴよの場合は自分の、右足をヒナだと思っているのか、右足にごはんをあげたりしゃべりかけたりします。
この育雛期は結構長く感じるのですが、見守るしかありません。
さいごに
鳥さんがタマゴをうんだとき、いつも取ってしまうかどうか悩みます。がんばってあたためているのを見ると「かわいそう」と思ってしまうからです。
しかし、その優しさと迷いが愛鳥さんのためにはならないこともあります。
ときには、飼い主として思いきって行動することも必要なのかもしれません。
ご訪問ありがとうございました。