こんにちは、まっぴよです。
愛鳥さんとの生活、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、熱中症からくる脱水症状の場合のおはなしです。
熱中症になった鳥さんの様子は?
<ステップ1>
熱中症になる前に、鳥さんは「暑い」というサインをしきりに出しています。
口を開けたり、羽を広げていたりします。
このサインが出ていると、すでに鳥さんにとって暑いわけですから、見逃さないようにしましょう。
<ステップ2>
鳥さんがぐったりと倒れていたり、吐いていたりします。脱水症状もかなり進んでおり危険だと思われます。
<ステップ3>
残念ながら・・・ということになってしまっているかもしれません。
まず、鳥さんの体を冷やそう!
愛鳥さんが熱中症らしき状態になっていれば、大至急、ケージを風通しのいい涼しい場所へ移し、霧吹きなどをかけて冷やしてください。必要であれば、クーラーや保冷剤なども使ってください。
鳥さんの頭も冷たいタオルで冷やしてあげてください。
濡らしすぎに注意!
慌てて水をかけないでください。体全体が濡れてしまうと体温が下がってしまい、保温しなければなりません。さすがに、熱い→寒い→熱いを繰り返すのは危険だと思われます。
ポカリスエットやOS-1は人間用のものですが、薄めないでください。
体内に取り込みやすい濃度に調節されているので、薄めてしまうと効果がなくなってしまうそうです。
ポカリスエットやOS-1は常温で、シリンジを使って少しずつあげてください。クチバシの横に1滴ずつおくという感じでしょうか。
与える量にも気をつけてください。ほんのちょっとずつです。水分で膨らんだそのうが小さくなったことを確認してから、またあげてください。
一度に大量にあげてしまうと、そのうがパンパンになって飲み込むことができなくなり、吐いてしまうようです。
吐いている場合は、OS-1の方がいいそうです。
*OS-1がなくても、経口補水液は簡単に作ることができるので、参考にしてみてください。
こんな場合はやめよう!
鳥さんが嫌がったら、やめてください。余計な体力を使ってしまうので、危険です!
熱中症は気をつけていても、知らない間に起こってしまう病気でもあります。夏だけでなく、冬のヒーターによっても起こりうる症状です。
もしものときは、どうか落ち着いて処置をしてあげてください。
みなさんの愛鳥さんが、元気を取り戻しますように・・・
ご訪問ありがとうございました。