こんにちは、まっぴよです。
みなさん、いかがお過ごしですか。
こちらに来られた方は、そのう炎ってどんな病気かと調べている方がほとんどでしょう。もしかすると、愛鳥さんがそのう炎と診断されたのかもしれません。
この"そのう炎"ですが、セキセイインコに関しては、そのう炎を発症することはほとんどないそうです!
もし、みなさんの愛鳥さんがセキセイさんなら、覚えておいた方がいいかもしれません。
そのう炎とは一般的に、そのうが炎症を起こす病気で、吐いたり、下痢をするという症状があると言われています。しょっちゅう、あくびもするそうです。
そのうの場所は、だいたいこのあたりでしょうか。
ところが、実際は、そのうではなく、胃腸にトラブルが起きていることが多いようです。(もちろん、精密検査をした結果、そのう炎である可能性もあります。)
そして、そのことを知っているかどうかが、鳥さんに詳しい獣医さんかどうかの判断基準にもなるようです。知らなかったです・・・
実は、ぴよがそのう炎と診断されたことがあるんです。
便検査などもなく、触診で、です。ぴよの場合は、吐いたり下していたことはなかったのですが、あくびが多かったように思ったので連れて行きました。
そのとき言われたことは「そのうが腫れている」でした。でも、いっぱい食べてたらそのう膨らみますよね?
薬も1、2カ月は飲んだのですが、果たして効いていたのか不明です。そもそも病気であったかどうかもわからずじまいです。
あるとき「便検査さえしないところはやめたほうがいい」というのを知り、今は違う病院へ行っています。ワンちゃん、ネコちゃんに評判がいい病院でも、鳥さんは違いますからねえ。
では、なぜ、誤診があるのか?!
誤診というより、知名度があるため、とりあえずの診断名として使われることが多いそうです。
このそのう炎というのは、わたしたち人間でいう胃腸炎みたいなものらしいです。とりあえず、嘔吐・下痢の症状があれば胃腸炎と診断されることが多いですよね。
それと同じように、鳥のことをよく知らない先生からはひとまず"そのう炎"と言われることが多いようです。しかも、知名度があるので、飼い主さんも妙な納得をするそうです。
こんな感じのやりとり・・・?
あるあるですよね・・・。先生は一言もそのう炎とは言ってませんしね。
あと、誤診の原因のひとつにそのうの検査結果が挙げられるようです。
そのうには、もともと細菌がいるわけですが、この細菌が悪いものなのか、問題ないものか、の区別がつかない場合です。
いわゆる常在菌といわれる全く問題がない細菌でも、細菌の有無だけで病気にされてしまう可能性があるそうです。
人間でいうと善玉菌が胃腸炎の原因になっているということでしょうか。
詳しくはこの動画をご覧ください。
こちらの先生のお話を参考にさせていただきました。いつもありがとうございます。
そのう炎の診断結果にかぎらず、病院の先生とは相性が合う、合わないがあります。
いくら有名な先生でも、治療方針などが合わなければ、お互いがモヤモヤしてしまうでしょう。
健康診断を兼ねて、元気なうちに他の病院も探しておいた方がいいかもしれません。セカンドオピニオンをお願いすることになるかもしれませんしね。
電話で確認しよう!鳥さんを診られる病院かな?
①オウム病の検査はしているか?
→鳥さんの研究機関などと連携がとれている。
②そのう検査をしているか?
→鳥さんをちゃんと保定できる。
もし、返事が曖昧だったら別の病院を探したほうがいいかもしれません。
ご訪問ありがとうございました。