こんにちは、まっぴよです。
愛鳥さんとの生活、いかがお過ごしでしょうか。
鳥さんって耳がいいなあ~と思うことがよくあります。
タイトルの答えは、たぶん・・・「聞こえています」。
足音はもちろんのことですが、車の音なども区別ができますよね。
帰ってきてから、ご近所さんとおしゃべりしていると、バレているようで、中に入るとキレまくった呼び声が聞こえます。
それで、ぴよにバレないように、よく、声を潜めたり、足音を立てないようにしているのですが・・・
バレていることが多いです。
鳥さんには、実際のところ、どれぐらい聞こえているのでしょうね?
そこで、今回は鳥さんの耳について調べてみました。
鳥さんの聴力は、人より優れている、劣っている、両方の見解があるようですが、
優れている
のではないかと思います。
鳥さんの聴力が人と比べて劣っているといわれるのは、
鳥さんが聞き取れる音の周波数の範囲が、人よりも小さいからだと思います。
ヒトに聞こえる音の周波数範囲は、 およそ20ヘルツから2万ヘルツですが、普通の鳥が聞こ えるのは200ヘルツから8千ヘルツ程度なので、ヒトに聞 こえない音は鳥にも聞こえません。 ただし、ハトやニワト リは20ヘルツ以下の音も聞こえますが、これは超音波 ではなく超低周波といいます。
出典:https://www.naro.affrc.go.jp/org/narc/chougai/wildlife/knowledge_birds.pdf
上の図からもわかるように、人には聞こえる音の中に、鳥さんには聞こえない音の範囲があるようです。
そういわれているだけで、鳥さんと同じ耳をもつ人はいないでしょうから、真実はわからないのですけどね・・・
それに、耳介(みみたぶのようなもの)がないということで、長い間、鳥さんはあまり耳がよくないのではないか?と思われていたそうです。
一方で、
鳥さんの聴力が、人より優れている思う理由は、この2点です。
音に対する反応が早い
複雑な音を聞き分ける能力が高い
まずはじめに、
音に対する反応が早いのは、
聴覚にかかわる蝸牛(かぎゅう)菅の形が、うずまき状ではなく、バナナ状だからです。
蝸牛の形は、人の場合はうずまき状、鳥さんの場合はバナナ状になっています。
こんなイメージでしょうか。(→の方向に音の振動が伝わります。)
ぐるぐる回っているうずまき状の蝸牛よりも、バナナ状の方がゴールまでの距離が短いですよね。
そのため、鳥さんの方が人よりも、音の振動を早く伝えることができ、音に対する反応も早いと考えられます。
また、蝸牛管の中には、音を感知する有毛細胞がたくさんあるのですが、
人の場合は、高齢になると衰えてくるのに対し、
鳥さんの場合は、定期的に新しい細胞と入れ替わるので、常に若い状態だそうです。
細胞が若ければ、音もしっかり聞き取れますよね・・・
つぎに、
複雑な音を聞き分ける能力が高いのは、鳥さんの頭の形に理由があるそうです。
人の頭の形は球に近いと思うのですが、鳥さんの頭の形は楕円形に近い形だといわれています。
この形のため、脳が、耳介(耳たぶのようなもの)の役目を果たすことができるのです。
それで、音の大小や距離感、方向を知ることができるそうです。
もともと、鳥さんは群れで生活していますし、常に外敵も狙われています。
生きのびる上で、音を聞き取る能力は必要不可欠だったのでしょう。
ところで、鳥さんの耳って、本当に穴だけなんですよね。
初めてみたとき、「これかー!!」って思いました。
普段は羽毛で隠れているから問題ないのでしょうが、ゴミとか入らないのかな?って思ってしまいます。
その耳ですが、鳥さんも人と同じように、外耳炎や中耳炎になるそうです。
特に、コザクラさんに多いそうですが、目の横あたりの毛が濡れていたら要注意です。
コザクラさん以外にも、耳の病気になることがあるので、おかしいと思ったら、受診されるのがいいでしょう。
いかがでしたでしょうか。
耳からの情報は、脳に伝わるということはわかっていたのですが、頭の形に大きな意味があるとは思いませんでした。
そして、やっぱり、鳥さんは耳が良いのだ・・・と改めて思い知らされました。
ご訪問ありがとうございました。
*このページは、まっぴよが調べたことをまとめたものです。
*まっぴよは医療関係者ではないので、誤りがあるかもしれません。
*その場合は、ご容赦ください・・・・